一条工務店といえば全館床暖房。またオプションを利用することで全館さらぽか空調の採用が可能です。
しかし、24時間さらぽか空調を稼働し続けた時のランニングコストはどの程度かかるのか気になるところですよね。
2021年度の我が家の電気料金がどう推移しているのかを例にご紹介いたします。
なお、太陽光発電の余剰売電を利用しているため電気料金がどのくらいの請求があり、売電金額がどれくらいあって結果実質負担金額がどれくらいだったのかという例でご紹介いたします。
太陽光発電は「10.08kw」売電単価は「19.44円」です。
2021年度電気料金1年分
月 | 電気料金 | 売電額 | 実質負担金 |
---|---|---|---|
1月 | 15,395円 | 7,348円 | -8,047円 |
2月 | 14,217円 | 12,684円 | -1,533円 |
3月 | 12,323円 | 17,962円 | +5,639円 |
4月 | 12,068円 | 23,000円 | +10,932円 |
5月 | 9,715円 | 18,945円 | +9,230円 |
6月 | 8,714円 | 19,230円 | +10,516円 |
7月 | 11,068円 | 17,745円 | +6,677円 |
8月 | 13,071円 | 14,865円 | +1,794円 |
9月 | 14,318円 | 11,555円 | -2,763円 |
10月 | 13,822円 | 14,589円 | +767円 |
11月 | 11,975円 | 9,366円 | -2,609円 |
12月 | 12,783円 | 6,430円 | -6,353円 |
2021年度の我が家の電気料金は上記表のような状況となりました。
さらぽか空調を利用している月は1万円~1万5千円程の推移となっており、春や秋のさらぽかを利用していないときは1万円を切るくらいの電気代となっております。
太陽光発電を利用しているため夏場は日照時間が多く売電代金が電気料金を上回ることが多く、冬は日照時間が少なくなるので反対に電気代が売電額を上回るため実質負担額が発生します。
太陽光発電の売電額を考えると年間の光熱費は発生しておらず+24,250円という結果でした。(←太陽光の初期コストはかかってるんですけどね)
特に電気代については節電は意識せずに利用していますのでさらぽか空調の設定温度を調整すればもっと節電することが可能であると思います。
オール電化のためすべての電気料金でこの料金であればいいのではないでしょうか。
真夏には床冷房+就寝時にエアコンを利用しておりました。
以前暮らしていた住居ではプロパンガスを利用しておりましたが電気料金が夏のエアコンをつけている時期で1万円~2万円くらいにプロパンガス代金が上乗せされていたので比較するとかなり安くなった感覚です。
当時は古いエアコンを利用していたこともあり通常より電気料金が高くついていたので少し参考になりにくいかもしれませんが...。
さらぽか空調×太陽光発電
一条工務店で建築する際に検討するのが「太陽光発電」です。
一条工務店で建築する8割以上の方が太陽光を採用しているということで他ハウスメーカーとはとてつもない差が生じているようです。
我が家の導入コストは太陽光発電で「2,366,800円」掛かりました。
初期コストは掛かりましたが、毎月の光熱費をカバーすることができるため支払いが気持ち楽になるというのは非常にメリットに感じています。
我が家は初期費用に余裕があまりなかったため蓄電池を導入することはできませんでしたが、年々売電単価が下がってきているため蓄電池を採用した方がメリットかも。
気になる太陽光発電を採用することによって元は取れるのかということですが、仮に2021年度の売電金額が10年間続いたと仮定すると年間で173,719円×10年=1,737,190円という結果になりました。
我が家は余剰売電を利用しております。
余剰売電では、太陽光発電稼働中に使用した電気は太陽光発電で賄いその余った電気を売っていますので実際太陽光発電を利用している間の電気量は売電額には含まれていないことから10年間利用したら元は十分取れそうです。
10年間何もなく利用できればの話ですが...。
さらぽかも太陽光発電も同様ですが、まだメンテナンスが必要な状況になっていないためいざメンテナンス費用については未だに不安に感じています。
さいごに
今回はさらぽか空調を利用した1年間の電気料金についてご紹介しました。
私としては前居よりも大幅に光熱費が安くなったので24時間さらぽか空調を稼働させていても問題ないと感じています。
オール電化なのでその他にガス代が発生しないのは助かります。
夏の就寝時にはエアコンをつけて就寝していますが、冬の電気代と差があまり出ていないのは自分でも表を作りながら驚きました。
ぜひ、こちらの表を参考に現在のあなたの自宅の光熱費と比較してみてメリットに感じるのかそうでないのかで判断していただければと思います。