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二等無人航空機操縦士資格の難易度は?

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二等無人航空機操縦士資格の難易度は?

ドローンの一等・二等無人航空機操縦士資格が新設され、取得した方がいいのか?難易度は?など気になっていることかと思います。

二等無人航空機操縦士資格を取得してきましたので、実際に試験に行った感想など併せてご紹介したいと思います。

一等資格については私自信が普段行なっている飛行では一等ライセンスまでは必要ない。と判断したことから今後も取得することはないと思います。

二等無人航空機操縦士資格の難易度は

全体的な難易度についてはわかりませんが、個人的にはドローンスクールに通えば問題なく取得可能。という感じに思いました。

スクールの講師に聞いたところ、実地試験についてはつまづくポイントとしては「8の字飛行」でつまづく方が多いが、不合格になったとしても私が通っていたスクールでは、追加費用は掛かりますが再試験可能で2~3回で不合格の方でも合格されるケースが多いとのこと。

また、スクールにて実地試験に合格するとその後の実地試験については免除されるため残りの「身体検査」「学科試験」をクリアすれば資格取得が可能です。

「身体検査」に関しては、公的証明書(運転免許証など)を提出するだけで合格となるので特に身構える必要はありません。

また、「学科試験」についても国土交通省の「無人航空機の飛行の安全に関する教則」を1~2回読み込めば合格できる内容でした。

ドローンスクールに通う場合には上記の教則をよりわかりやすくしたテキストや教則に補足を追記したテキストなどを用意してくれているケースがあるのでそちらを読めば問題ないと思います。

正確な数字はでてないそうですが、実技試験の合格率はおおよそ50%程度とのことです。

個人的な感想ですが、実地試験さえクリアすればその他は簡単でした。

スクールに通うか通わないかの判断

ドローンスクールに行くべきか行かずに直接試験を受けるべきか悩みますよね。

ドローンスクールに行く。とはいっても決して安い金額ではありません。しっかり検討する必要があります。

ドローン操縦技術に自信がある方は直接試験を受けることで全体的な費用を節約することが可能です。

しかし、実地試験も1回あたりの金額が高額のため、何度か落ちてしまうリスクや取得できないリスクももちろんあります。

私が取得していたJUIDA資格の試験では8の字飛行がなかったこと、普段利用している使い方では8の字飛行をしたことがないなど8の字飛行に対しては苦手イメージが強くありましたので、スクールにて実地試験をクリアし免除を目指すことにしました。

以前通っていたスクールが卒業生枠で国家資格を取得するためのコースも割引されていたのもスクールを選択した理由のひとつです。

実地試験では、単純に飛行するだけではありません。

  • 机上試験
  • 口述試験(飛行前点検)
  • 実技試験
  • 口述試験(飛行後の点検及び記録)
  • 口述試験/机上試験(事故、重大インシデントの報告及びその対応)

※私が受験した際の項目のため最新情報と相違している可能性があります

実地試験とはありますが、上記のように机上試験や口述試験などもあり、採点は減点方式で行われ、持ち点が基準を下回ると不合格となります。

スクールに通うことで、実技試験前に対策ポイントなどを教えてもらった上で実技試験に挑むことができるため有利に進めることが可能です。

そういう私も、実際の試験で8の字飛行についてはスムーズに飛行できず様々な減点対象があり、不合格と感じましたが、その他の机上試験・口述試験では減点対象がなく、なんとか合格を勝ち取りました。

私のように実技に不安が残る方は、極力ドローンスクールで指導してもらった上で実地試験に望むことをおすすめします。

実技試験

  • 机上試験
  • 口述試験(飛行前点検及び記録)
  • 実技試験
  • 口述試験(飛行後の点検及び記録)
  • 口述試験/机上試験(事故、重大インシデントの報告及びその対応)

上記内容を減点方式で試験が行われます。

二等資格を取得するための最難関と言えるでしょう。

しかし、操縦に自信がある方は心配する必要はありません。(特に8の字飛行)

机上試験

飛行計画に関しての問題が出題されます。

普段から飛行計画をDIPS申請している方であればある程度勉強しなくても解けるような内容でした。

4肢選択なので言葉をそのまま覚える必要がないので問題文を読んで解答できます。

口述試験(飛行前点検)

口述試験は、機体の電源を入れる前に口頭で送信機の確認・機体の確認を行い、問題なければ機体の電源を入れて再度確認を口頭で行います。

送信機の確認

  • スティック異常
  • モード確認
  • 外観に破損がないか
  • バッテリー残量

機体の確認

  • ネジの緩み
  • センサーの割れ、汚れ
  • カメラの割れ、汚れ
  • モーターが回るか
  • プロペラが外れないか
  • プロペラガードが正常についているか
  • バッテリー残量
  • フレームのゆがみ
  • 識別表示が貼っているか

上記の内容を口頭で確認していきます。

私が受講した際の確認事項で変更されている可能性があるため、最新情報を確認するようにしてください

その後、送信機および本体に異常がなければ試験官に確認し機体の電源を入れます。

機体の電源を入れる際ですが、必ず送信機→機体の順で電源を入れましょう。

電源入れた後

  • 電源系統の確認
  • 機体の灯火確認(夜間では必須)
  • 送信機の操縦モード確認
  • バッテリー残量確認
  • リモートID機能の確認

その後試験官に確認し、周辺確認を行い離陸しホバリング及び各スティック操作の確認をし、着陸すれば飛行前点検が完了です。

飛行前に「日常点検記録シート」が配布されているため、記入し試験官に渡します。

飛行前の周辺確認・高度到達時の報告・着陸時の周辺確認報告など要所要所で確認報告が必要になり、報告せず無断で飛行及び着陸すると減点となります。

スクールでは、上記内容からさらに細かく指導していただけるため、しっかりと講習を受けると減点になることはあまりないでしょう。
実際に私も口述試験については減点なしでクリアしました。
ただし、試験時は緊張から頭が真っ白になり、講習では問題なかったが試験で抜けてしまう場合もあるため何度か繰り返し口に出して練習してから望みましょう。

実技試験

実技試験では、「スクエア飛行」「8の字飛行」「異常事態における飛行」などを行います。

私自身昔からラジコンの操作などは苦手でしたので実技試験に不安を感じておりましたが、「スクエア飛行」「異常事態における飛行」については試験官曰く「減点はほとんどなかった」との回答を頂きました。(詳しい点数までは教えてくれませんが、総括として試験の結果を最後に伝えてくれました。

しかし、8の字飛行については途中で止まってしまったり、操作がスムーズにいかなかったことから減点対象になっていたようです。

Youtubeの「ふくちゃんのドローン教室」が試験について動画で分かりやすくまとめて下さっているのでぜひ一度参考にしてみてはいかがでしょうか?

試験内容が全体的にまとめられており、試験内容について知りたい方や興味がある方にとっては非常にありがたい情報が詰まっていました。

文字だとどうしても実技試験の内容を細かく伝えるのは難しいですからね。

口述試験(飛行後点検)

着陸後飛行後の点検を行います。

飛行中にトラブルがなければ「飛行中は問題ありませんでした」など報告する必要があります。

その後飛行前とは逆にドローン→送信機の順に電源を切って点検を開始します。

飛行後点検

  • ネジの異常
  • プロペラの緩み
  • フレームのゆがみ
  • バッテリーなどの異常発熱
  • ゴミ等の付着
  • 送信機の破損等確認

緊張で確認項目が抜けてしまいがちですが、1項目でも確認漏れがあると点数が入りませんので、しっかりと口述での点検に慣れておく必要があります。

口述試験/机上試験(事故、重大インシデントの報告及びその対応)

最後に事故・重大インシデントの報告及びその対応についての試験を行い終了です。

こちらは、口述試験で行われることもあれば、騎乗試験にて行われる場合もあるとのことです。

私が受講したスクールでは、机上試験での試験となりました。

さいごに

今回は、二等無人航空機操縦士資格の資格難易度について紹介いたしました。

資格自体は難しいものではなく、ドローンスクールに通えば問題なく取得できるレベルでした。

スクールに通わずに試験を行うこともできますが、私自信がスクールに通って取得しておりますので実際の難易度はわかりませんが、ドローンに対する知識や技術に自信がある方は、一度実際に試験所で受けてみて判断してみる。というのも一つの手だと思います。

現在は、正直資格取得するメリットは「信用」が大きいところだと思いますが、実際にドローンに対する資格があることを知っている方が少ないのが現状です。

私自身実際にドローン飛行している中で、免許の有無について聞かれたことはありません。

企業でドローンを飛ばす場合(ドローンによる屋根点検や撮影業務など)には資格があることによるお客様への信頼度UPにつなげることができる。と思っておりますので法人でドローンを使用する場合には取得しておく方がベターだと思います。

無人航空機操縦士の資格は新設されたばかりの資格でもあり、主観ですができたばかりの資格は初めは取得しやすい傾向にあるので早めに取っておく。という選択肢もありだと思います。(国家資格なんかも年々難しくなってきますからね)

では、今回はこの辺で。

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