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新NISAの魅力を徹底解説:初心者が知っておきたい基本と活用法

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新NISAの魅力を徹底解説:初心者が知っておきたい基本と活用法

これまでは投資というものに関心はあまりなく、SNSやTiktokなどで動画が流れてきても興味すら感じることはありませんでした。

約3年程前インフレが加速し、物価がどんどん高騰していく中で給与はあまり変わらないという現状を打破するために、少額ではありますがつみたてNISAをスタートしてみました。

超初心者の私ですが、結果として始めて正解でした。

少額でも効果があるため、気になっている人はすぐにでも始めることをおすすめします!

初めは、初心者で特に投資の知識もなく本当に大丈夫だろうか・・・。とも思っていましたが、現時点ではしっかりとプラスで遷移しており通常の銀行預金よりは圧倒的に良いと感じています。

また、通常の株式投資では運用によって生じた利益には、20.315%の税金が課せられるが、NISAは課税されないためそちらもメリットです。

それでは、初めに新NISAとは何なのか、なぜ私が始めたのかの経緯についてご紹介いたします。

なぜNISAを始めたのか

冒頭でも少し触れましたが、近年の物価高や給与推移の影響が大きなところではあります。

またテレビで、「投資していない方も日本円に投資しているのと変わらない」という言葉を聞いて何かしっくりするものを感じました。

そこで当時のつみたてNISA(旧NISA)に興味を持ち調べるところから始めました。

調べていく中で非常に簡単に始めることができることがわかりました。

  • 証券会社を選ぶ
  • 口座開設の申し込み
  • 本人確認書類などの必要書類の提出
  • 口座解説完了
  • つみたて対象商品を選ぶ

この手順を踏むだけでNISAを始めることができます。

松井証券

新NISAとは何か?

新NISA(少額投資非課税制度)は、日本政府が国民の資産形成を支援するために設けた制度です。

この制度の大きな特徴は、一定額までの投資による利益が非課税となり20.315%が課税されないところです。

新NISAは2024年から新たなルールでスタートし、従来のNISAよりも多くの人が資産運用を始めやすくなりました。

新NISAを活用することで、投資初心者でも安心して資産形成を行うことができます。

また、これまでのNISA(旧NISA)では、「一般NISA」「つみたてNISA」で分かれおり、併用することができませんでした。

2024年から始まった新NISAでは、「成長投資枠」「つみたて投資枠」が設けられ、さらに併用が可能になりました。

「つみたて投資枠」では、旧NISAの「つみたてNISA」同様に長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託に投資することができます。

「成長投資枠」では、上場株式や投資信託に投資することができます。

この2つが併用して使えることになったことでさらに投資の幅が広がったことは明白ですね。

新NISAのメリットとデメリット

新NISAのメリットは、何と言っても投資による利益が非課税になる点です。

通常、投資による利益には20.315%の税金がかかりますが、新NISAを利用すればこの税金が免除されます。

また、長期にわたって非課税で運用できるため、複利効果を最大限に活用することができます。

一方で、新NISAにもデメリットは存在します。

例えば、投資にはリスクが伴うため、元本割れの可能性もあります。

また、非課税枠を超えた場合には通常の税金がかかるため、計画的な投資が必要です。

元本割れしてマイナスになった際にダメージを食らってそれがストレスに感じるような方であれば全く見ずに運用する方法がおすすめです(私はマイナスになってもダメージを受けないので日々チェックしてます(笑))

新NISAの基本的な仕組み

口座開設の手順

新NISAを利用するためには、まず証券会社や銀行で専用の口座を開設する必要があります。

手続きはオンラインで簡単に行うことができ、多くの金融機関が対応しています。

口座開設には本人確認書類が必要で、運転免許証やマイナンバーカードなどが利用できます。

手続きが完了すると、通常1週間~3週間程度で口座が開設されます。

証券会社選びは慎重に

証券会社選びはなぜ重要なのか

証券会社によって選べる銘柄や最低積立金・支払い方法・積立頻度などが異なります。

私はSBI証券で開設して現在も利用しています。

クレジットカード積立でポイントを貯めつつ投資ができることと、最低積立金額が100円〜であったこと、銘柄が複数選べたことが決定打となりました。

NISAはひとりにつき1口座のみ作ることができます。

変更することも可能ですが、変更には手間と時間が掛かるのでしっかりと決めておくことがおすすめです。

また、大手銀行や地方銀行などでもNISAの取り扱いはありますが、窓口で相談しながら始めたい人にはおすすめですが、選べる銘柄が少ないことと最低投資額が決まっているケースが多いため基本的には証券会社(ネット証券)での開設がおすすめです。

私が利用しているSBI証券では、つみたて投資枠取り扱い銘柄数は「211本」あります。※2023年11月20日時点

銀行の取り扱い銘柄は各社差がありますが、「4本〜24本程度」と取り扱い銘柄に差があることがわかります。

個人的おすすめ証券会社は以下となります。

証券会社積立金額積立頻度クレカ積立
SBI証券100円〜毎日、毎週、毎月三井住友カード/他
楽天証券100円〜毎日、毎月楽天カード
松井証券100円〜毎日、毎月MATSUI SECURITIES CARD
松井証券

このようにネット証券であれば、積立金額は100円〜始めることができるので「投資」って怖いなーと感じている方でも少額から安心して始めることができます。

その他積立頻度については、毎日・毎週・毎月と選択できる幅はありますが、個人的にはそこまで差は出ないことから毎月を選択してつみたてをおこなっております。

また、クレジットカード積み立てに対応している証券会社では、積み立て時にポイントを獲得できるためクレジットによる積立がおすすめです。

私はVPointを貯めているのでSBI証券で三井住友(NL)カードにて毎月積立をおこなっておりますが、楽天商圏で生活されている方にとっては楽天カードで積立設定ができる楽天証券がいいかもしれません。

私は、初めから数万円毎月積立するのが怖かったので5000円からスタートし、今では毎月25,000円積み立てしています。(25,000円が私のお給料では限界です・・・(笑)(本当はもっと積立額上げたいんですけどね...。)

非課税期間と投資上限

  新NISA
成長投資枠 つみたて投資枠
年間の非課税投資投資上限額 240万円 120万円
非課税保有限度総額 1,800万円(うち、成長投資枠は1,200万円)
非課税保有期間 無期限

旧NISA(つみたてNISA)では、年間の投資上限額が40万円(月々33,333円)に対して、新NISA(つみたて投資枠)では120万円と3倍に拡充され、つみたて期間についても最長20年から無期限になりました。

新NISAの活用法

初心者におすすめの投資戦略

初心者におすすめの投資戦略としては、リスクを分散させる。ということです。

1つの商品に積立投資するのではなく、複数の投資信託やETFに少額ずつ投資することで、特定の銘柄が値下がりしても全体の影響を抑えることができます。

私も1つの商品だけではなく、複数3銘柄ほどに分散して毎月積立をしています。

複数に分散投資していると1銘柄が下がっても他の銘柄が多少なりとも上げっていればプラスマイナスできますが、1銘柄だけの場合にはもろに食らってしまいますからね。(プラスも然りですが)

リスク管理のポイント

つみたてNISAを始めると気になるのは、現状プラスになっているのかマイナスになっているのか。ということです。

しかし、つみたてNISAは長期的に積立することを目的としているため、日々の上下を気にしすぎると「今日見たらマイナスだ」「今日はプラスだ」と日々一喜一憂しないといけなくなります。

投資にはリスクが伴うため、適切なリスク管理が重要です。

まず、自分のリスク許容量度を理解しましょう。

自分の年齢、年収、資産状況に基づき無理のない範囲で投資を行いましょう。

あくまでも生活費を切り詰めて投資に充てる。のではなく、余剰金で無理のない積立を行うことで長期的な積立が可能となります。

私は無理のない範囲を考えた結果月25,000円が限界でした

また、私はマイナス表示されたとしても特に何も感じないのでマイナスになったからといってやめる。ということはありません。

しかし、つみたてNISAを半信半疑で始めた方が、数ヶ月マイナスが続いている状況を日々確認していると「やっぱり銀行に預けておいた方がよかった」「マイナスになるのであればすぐに売却して現金化しよう」という思考が働き、長期的に続けることが困難になってしまう場合があります。

(お金のことなので気になって日々チェックしてしまいますよね...。)

株がずっと右肩上がりで上昇していくことはなく、もちろん下がることもあります。

しかし、継続して長期的に積立していくことで下がった時に購入する月もあれば上がっている時に購入する月もある。と均していけば大幅なマイナスになる可能性は低いと私は考えております。

そういった投資することに対するリスクと、マイナスになっていても長期的に投資を続け複利の効果を最大に生かしていくことも大切です。

コツコツ長期的に貯金感覚で投資し、5年後・10年後見た時に「こんなに増えてる!」と驚きたいものですね(笑)

投資なので当然リスクがあり、結果的に下がることもあります。

運用成績をチェックする

運用成績のチェックも投資においては重要なポイントです。

個人的には日々チェックする必要はないと考えておりますが、ある程度の期間を定めて自分が運用している商品の見直しを行う必要があると考えております。

(つみたて商品がずっと右肩下がりなんかの場合には再検討の必要性がありますもんね)

私が利用しているSBI証券では、「かんたん積立」アプリがあり、アプリ上で今の運用収益率などを見ることができ、銘柄変コス売る場合にもアプリ上で変更することが可能となっております。

市場の状況や自分のライフスタイルの変化に合わせて投資額の変更や銘柄変更などを定期的に見直しましょう。

さいごに

私自身旧つみたてNISAから始めて約3年ほど経過し、銀行貯金よりも大きな成果を出してくれていることを肌で感じることができているため新NISAも継続して利用していて不満に感じたことは一度もありません。

もちろん「投資」なので、全員に「やった方がいいよ!」と進めることはできませんが、多少のリスクを承知の上で興味がある方は特に少額から積立を試してみることをおすすめします。

また、投資している上で目標設定をするなどしてゲーム感覚で積立するのもいいかもしれません。

長期的に積立し、複利効果を得ることも重要ですが、やっていることに意味を持っておかないとふとした時に「全額下ろそ」という気分になってしまいます。

私は現在積立している3銘柄中の1銘柄分は2年に1度くらいの頻度で売却して家族旅行費に充てようと考えています。

実際先日1銘柄分を売却し家族旅行に行ってきました。

銀行預金で旅行代金を積立して貯めるよりも利益があったのでちょっと贅沢できました。

福利だけを追い求めるのであれば「もったいない」と感じてしまいますが、結果として家族も笑顔になり、利益でちょっと贅沢することができたので大満足でした。

残り2銘柄分は後何十年か持ち続けて複利効果を最大限活かさせてもらおうと思っています。

松井証券

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